こんにちは。のじまきです。

マイブームの「フォロー・ザ・リーダー」ですが、手順構成の中で、昔から気になることがありました。

子分にあたるパケットを交換する部分です。

これをやられると、赤と黒のパケットの位置関係が分からなくなります。

元々、錯覚に重点を置いたトリックですから、分からなくする、というのは作戦の1つとも考えられますが、元々は黒のパケットだったのか、ある程度ははっきりしないと、「最初からその色だったのではないか?」「勢いでごまかされているだけなのでは?」といった、ある意味正解にたどりつかれ、効果が半減してしまうような気がします。

そういった部分が、「フォロー・ザ・リーダー」にパズル的な要素を与えているのだと思います。

上記を踏まえた上で、ターベルコースのバーノンの方法と、「松田道弘のマニアックカードマジック」に載っているバーノンの方法を比べてみると、まったくコンセプトが違っている事がよく分かると思います。

mML36号の藤原氏の手順では、子分のパケットを入れ替えることなく、巧妙な手を加えることで解決しています。(藤原氏の方法は、クライマックスが一時話題となりましたが、個人的には、2回目の交換のサトルティーは大変参考になりました)

また、片方のパケットを常に手に持つことで、改めをしながら行えるよう工夫されたmML15号の「ハニーカッター」も、1つの解決作だと思います。

話はそれますが、昨日、「フォロー・ザ・リーダー」をいじっている内に、無性にA〜5までのカード2組でやりたくなり、ちゃんと数字順にカードが交換される手順が出来ました。

意外と無理の無い方法で解決出来たのですが、あまりにもすっきりと、まとまってしまったので、既に発表されているような気がしてきました。

この手のプロットについてご存じの方がいらっしゃいましたら、ご連絡いただければと思います。