こにゃにゃちは!のじまきです。

今日もはりきって、アン・インプレッションを紹介しますよ!

早速紹介を、と思ったのですがその前に、先日「アン・インプレッションて何?」という質問を頂きましたので、改めて趣旨の説明をさせていただきたいと思います。

僕は、「インプレッション」というDVDを出させて頂いております。
こちらのDVDでは、僕が考えたマジックの中でも、特にお気に入りの作品や、周りからの評価が高かった作品を中心に収録しています。

「クリエーターの仕事は、99個のボツネタを作ること」という言葉もありますが、マジックを考えると山のようにボツネタが出来上がります。
一言でボツネタと言っても、いろいろとあります。例えばオリジナリティーが低かったり、極端に角度に弱かったり、すぐにばれてしまったり…。

そういったボツネタを量産していると、中には愛着が湧いて「アイデアは面白いのではないか」と思える作品も出てきます。
しかし、ボツネタ故に、DVDや作品集などで発表するのは失礼すぎる。
そこで、このかわいそうな作品達をブログで発表することにしたのです!

↑という名目で、好き勝手に全く使えないマジックを紹介していくコーナーです。

それでは、紹介して参ります!

今回は、マジックというよりも、パズルに近いかも知れません。

下の写真を見てください。トップカードが不愉快な位置で固定されています。

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もちろん、下から何かで支えているわけではありません。他のカードで改めることも可能です。

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ちなみに、使う物はレギュラーデックのみ。余計な道具は一切使いません。

この不愉快物体をどうやって作るのか?解説に移ります!
タネは、横向きのカードです。これを5枚目辺りに差し込んで、上にカードを乗せるだけで出来上がりです。

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このオブジェを作ったら、友達を呼んで見せてあげましょう。そして友達を追い返した後、ゆっくりとデックを片付けるのです。

この原理のトリックはいろいろとありますが、最も使えない形に仕上がったと自負しています。