こんばんは。
佐藤です。

今日は、ジョン・カーニーのDVDについてお話します。

先日より取り扱いを始めた3本ですが、どれも昔の映像なので、画質のことは置いておくとしても、決して派手な演技をするマジシャンではないので、どちらかというと玄人ウケするタイプかもしれませんが、フラリッシュをあまり使わず、ゆったりとマジックを行うスタイルの人はとても参考になると思います。

以前、ジョーン・カーニーのレクチャーを生で観たことがあるのですが、頻繁にバーノンやラムゼイ、チャーリー・ミラーなど名前が出てきますので、かなりクラシックを大切にしているようです。しかし同時に、自分のスタイルに合わせることにも躊躇はないようです。

commercial-carney【名手カーニーの快進撃!】
コマーシャル・カーニーDVD
〜客ウケ抜群のプロのマジック!〜







"Inscrutable"は、最後に使われている、華が咲くかのごときピエット・フォートンのムーブが素晴らしい。
"Swing Blade"は、彼のレクチャーで生で観て、一番印象に残っている手順です。チン!というナイフでグラスを叩く音が、また最後の一気の出現を際立たせています。


classic-carney【名手カーニーの原風景!】
クラシック・カーニーDVD
〜まさにクラシックの風格!〜






"Straggler"は、カードがナプキンを貫通して落ちていく様がビジュアルでキレイです。
"Hammanesque"は、ちょっと変わった「カウント」を使っています。手の中で無造作にパケットをうねうねと広げると見せるところが面白いです。
"Triumph Rip Off"は、mML58号の「エラスティック・トライアンフ」の解説中でも触れられていた作品です。実際に、演技をご覧になりたい方は、こちらのDVDで。


chicarnery【名手カーニーの真骨頂!】
シカーナリーDVD
〜上手さに脱帽!してやられる快感!〜






"Polite Penetration"は、有名な「キャップ&ペンス」です。"Polite"の名が示す通り、自分のスタイルに合わせて、ある点を工夫しています。この辺りを気にするところなどは、バーノンがハンピンチェン・ムーブの動きを紳士的に改良したエピソードを思い起こさせます。

"Mercurial Cards"は、mML44号、「オールバックス」でも触れられています。