こんにちは!のじまきです。
先日より「History」の発売を開始いたしました!出すまでは、誰も買ってくれなかったらどうしようと思っていたのですが、実際には多くの方にご注文を頂きまして、ただただ感謝です。
何回かにわたって「History」の思い出について書いてきましたが、今回で最終回です。Disc3に収録の作品について書きました。

・遅がえり
収録作品の中で、3番目に多く演じている作品です。1番はスペードのα。最初に評価してもらったのは、マーカテンドーさんでした。「野島くん、こういうマジックもっと作りなよー」と言われたと思います。まったく同じ動作で次々とカードがひっくり返るさまは演じていて楽しく、お気に入りのネタです。慣れているネタなので、気持ちを作るためにもソロライブでは、最初にやりました。

・マザマザ
2段目の大胆なサトルティーをやりたくて構成した手順ですが、2回混ざるという現象構成が珍しいようで、マニアにも受けが良いです。演技もすぐ終わるので、よく演じるネタの1つです。ちなみに、フルカラーモンテで発表したフォローザオーダーの最後の段を使えば、赤黒5枚ずつでも演じられます。

・アナザー・フラッシュトレーション・カウント
クイック&ビジュアルな現象が起こせるテクニックです。よく4Aオープナーとして使っています。フラッシュトレーションカウントをもとにしたテクニックなので、マジシャンが見たらすぐに分かるだろうというつもりでやっていたのですが、もう1回やってとよく言われます。DVDだと簡単そうに見えるかも知れませんが、結構練習要りますよ。

・カワルガワル
4番目に多く演じている作品です。1番はスペードのα(このくだりはもういいですか。そうですか)。ある大胆な省略をしたことで、テンポ良く現象が起こせる上に、難易度もかなり抑えています。今流行りの省エネです。この工夫は色々な方に気に入って頂き、ありがたいことに、実際に現場で使われている方もいるようです。テンポは落ちますが、「インプレッション1st」に収録したバージョンの1段目と組み合わせても面白いと思います。

・クイック・ホフジンザー
これも演じていて楽しい作品です。手順中止まるところが無く、テンポ良く演じられるので、一時期よく演じていました。これも今流行の省エネですね。軽いノリのホフジンザー・プロブレムをお楽しみください。

・ダイレクト・カレント
原理を作り出すまでに結構苦労したので、愛着のある作品です。原理が出来たあとこの形にするまでにさらに苦労しました。
結果的に、現象としてはフィル・ゴールドスティンの「エグザイル」に近いものになりました。現象が似ているだけで、原理は全く違います。
ちなみにこのタイトルの由来ですが、「エグザイル」には「交流」という邦題がありまして、「交流」に対抗して「直流」で、「ダイレクト・カレント」と言うわけです。なんのこっちゃですね。

・6と9
昔からあるジョークの僕なりのバージョンです。本当にちょっとしたアイディアなのですが、結構演じやすくなったのではないかと思います。実際僕は演じる機会が増えました。ライブではスペードのαを組み合わせて演じました。元々は別々で演じていたのですが、やり応えのある手順っぽくなったので、今後はこの組み合わせでやるかもです。

・スペードのα
収録作品の中で1番演じている作品です。このトリックには、最初に特殊な状態から始まります。その状態があまりにおかしいので、もしかすると、映像を見てもやる気が起こらないかも知れません。しかし、そんな違和感も吹き飛ぶような展開が起こるので、僕は問題は無いと思います。ある意味、僕のベストトリックです。あ、でもあまり期待しないで見てくださいね。小ネタですから。

・ccc
これがなんの略かはとても言えません。タネなので。1つだけ言うと、真ん中のcは、cardです。最初に思いついたのが高校生くらいだったと思います。その頃は、「普通のマジシャンは、ケースからカードを出してマジックをしますが、僕はケースからカードを出すところからマジックを始めます。」なんて言ってやってました。あんま面白くないセリフだったことが最近判明したので、今は言いません。マジシャンにも不思議に見えるようで、また、結構演じやすいネタなので、オススメです。