こんにちは!のじまきです。
FFFFレポートも今回で最後。今回は、数多く参加されたマジシャンの中でも特に記憶に残っているマジシャンを紹介します。思いついた順に書くので、特に順番に深い意味はありません。

ポール・ガートナー
言わずと知れた大マジシャン。一生会う機会はなかったと思っていたので、そこにいるというだけで感動でした。深夜のセッションでたまたまマジックを見ていただく機会があり、僕がその時持っていた本で「ブックフェロー」をやりました。写真に写っている本は、その時に使ったものです。
氏の鉄球を使ったカップ&ボールや、砂時計のアクトはマジックの歴史に残るものでしょう。
スティール&シルバーシリーズ」は必見ですよ。
IMG_0627


シン・リム
FISM北アメリカ1位。とんでもないカラーチェンジのテクニックをいくつも教えてもらいました。1個も習得できないよ。もはや変態の領域です。褒め言葉ですよ。5回連続スナップチェンジには、ふじいさんも笑っていました。mMLショッパーズでも扱っている「シナグ」をリクエストすれば良かったなあと後悔。

ショーン・ファーカー
日本に何度も来ているので知っている方も多いかと。マジック大好き!というオーラがにじみ出ているのが好きです。1度マジックをやらせたら止まらない!どう考えても不可能なマジックをバンバン見せてもらいました。僕が日本人だと知ると、「こんにちは。ショーン・ファーカーです。カナダから来ました。」と、流ちょうな日本語で自己紹介をしてもらいました。
IMG_0630


マシュー・ビッチ
氏とはセッションをすることはなかったのですが、レクチャーが良かったです。とにかく賢い。現象と方法論の両方でオリジナリティを出すというとんでもない方でした。またさらに演じやすいんですよ。悔しい!負けられない!

ベベル
名人。もとい、達人。以前から噂はよく聞いていたのですが、演技を見たのは初めてでした。にこやかな顔で凄いテクニックを繰り出すのですが、技法の気配が無く、きれいに騙されました。マジシャンのひとつの到達点かと思います。とにかく技法へのこだわりが半端ありません。氏のパスも習ったのですが、あのタッチの軽さでできるようになるには何十年かかることやら…。

日本のコンベンションは大抵土日の2日間で行うことが多いですが、このFFFFでは2倍の4日間。さらにスケジュールは日本のコンベンションよりもびっちりという、かなり過酷な環境でした。でも終わってみると「え?もう終わり?」て思っちゃうんですよ。最終日にマーク・メイソンが「明日11時からレクチャーだよー!」とかギャグを飛ばしていましたが、ちょっと信じちゃうくらい、あっという間の4日間でした。思わず色んなマジシャンに「また来年!」と言ったので、行く気まんまんです。とりあえず、最低限の英語を覚えなきゃ。