monthly Magic Lesson FAQ

monthly Magic Lesson(マンスリー・マジック・レッスン) より、皆様に最新情報などをお伝えして参ります!

カテゴリ: 雑感

こんにちは!のじまきです。
先日の日曜は、昼にJCMAマジックサークル、夜はマジックショーという、
ハードスケジュールをこなしました。

マジックサークルでは、名古屋のマジシャン、龍之介さんのレクチャーを堪能。
角度に強いボトルプロダクションや、難易度をぐっと押さえたトップショットのデモンストレーションなどなど、実践に裏打ちされた手順の考え方は参考になりました。

バーマジックの話もされておりましたが、毎日バーが閉店してから、マジシャン同士で反省会を開いているというのが、すごく良いなと思いました。
「魅せるマジック」というのを、特に強く意識させられる、そんなレクチャーでした。

終わった後は、軽く食事をして急いで中目黒に。
ほとんど休むヒマがありません。
まあー、こんなスケジュールを組むのは僕だけかといたのですが、昼に見た顔がちらほらと。マジックマニア恐るべし。

しかし、豪華なマジックショーでした。Ogaさんも、GO!さんも、今までに見た中で最高のパフォーマンスでした。
あの演技なら、師匠も安心して独立させられることでしょう。
この2人は、オススメですよ。
2人のパフォーマンスの後は、ゆうきともさん、ふじいあきらさん、カズ・カタヤマさん、石黒サンペイさん、といった豪華なマジックショー。
最後、石黒サンペイさんに全部持っていかれたような気がしますが、とても楽しい2時間をすごしました。

改めてOgaさん、GO!さん、独立おめでとうございます。
しかし、同世代のマジシャンがどんどん遠いところに行くなあ。

こんにちは!のじまきです。
昨日は、ポン太さんのショー&レクチャーに参加しました。
生での演技は何度か拝見したことがあるのですが、レクチャーを受けるのは初めてです。

「SICK」など、映像媒体でポン太さんの演技を見ると、どうしても技法の巧さに目がいってしましますが、
今回のレクチャーでポン太さん独自の思想や理論に触れることが出来て、さらにコインマジックの奥深さを感じました。

リテンションバニッシュの解説もありました。
ポン太さんのパスは何か違うと思っていましたが、解説を受けて、従来の考え方と何もかもが違うことに驚きました。

「SICK」は、無声での解説の作りのため、思想の部分までは踏み込まれていなかったのですが、是非文章でも作品を残して頂きたいものです。

ポン太さんの上手さの秘密が少し分かった、素晴らしいレクチャーでした。

こんにちは!のじまきです。

先日大阪でやってきたRAMBU3ですが、
11月27日に東京は駒込マジックルームで開催することが決まりました!
観客が指定した3つの品物でマジックを行う「即興マジック」や、マジックっぽいコントなど、僕と戸崎が「楽しい」と思うことを1時間に詰め込みました。

ここ数ヶ月ほど、ずっといじり続けているコンテストアクトも披露します。
野島のコンテストアクトが見られるのはRAMBUだけ!

詳細は下記になります。

RUMBU3

場所:フォーサイト駒込マジックルーム
日時:11月27日(土) 14時〜 17時〜 2回公演(開場は各回とも20分前から)
出演:野島伸幸、戸崎拓也
会費:千円

多分一般の方が見ても大丈夫な内容だと思いますので、よろしければ友達や知り合いをお誘い合わせの上、お越しくださいませ。
定員は各回15名につき、予約制とさせていただきます。
参加をご希望の方はお手数ですが、rambu@tejigaku.web5.jpまでご連絡くださいませ。
それでは、ご予約お待ちしております!

こんにちは!のじまきです。
大阪でのRAMBU3、ともの会EX発表会、奇術探究の入稿を経て、やっと落ち着きました。

大阪へは、行きは飛行機、帰りは深夜バスという日帰り旅行で、観光も何も出来ずとにかく慌ただしい1日でした。
多少のトラブルはありましたが、無事に終わって良かったです。
RAMBU独特のノリが大阪の皆様に伝わるかどうかが一番の不安だったのですが、暖かく受け入れて頂けて、とても安心して演技が出来ました。

わざわざ見に来てくださったスクリプト・マヌーヴァ社の滝沢さん、お客さんを沢山連れてきてくれたH君にも感謝します。

終わった後は、スタッフと、滝沢さん達と一緒に打ち上げ&会食。
田代さんと別れた後も、滝沢さんとカッパーフィールドの話などして、色々と盛り上がりました。
グランドキャニオンの浮揚と、竜巻、キリンの話が共有出来るのはかなり嬉しい。

また、年内に東京でRAMBU3の再演をやりたいと思います。
日にちが決まりましたら、また改めて告知します。

その1週間後に行われたともの会EX発表会では、昼の部に出演しました。
ハンカチの手順とウサギの手順の2手順は、昔から試行錯誤を繰り返しているものです。今回は、ハンドリングはそのままにして演出とセリフをマイナーチェンジしました。
家族に見に来てもらっていたので、感想を聞いたのですが、今回の変更の方が良いとのことで、ひと安心。
あの2手順は、この先もずっといじり続けることでしょう。
トリプル・アクセルも演じたのですが、2回目の時にセリフが少し飛んでしまい、ちょっと変な空気に。
ちょっとしたことでマジックの効果は変わるんだなあ、と改めて反省しました。

今年も豪勢な発表会でした。また来年も参加したいと思います。

こんにちは!のじまきです。
いよいよ、次の日曜日は大阪でショー(RAMBU)&レクチャーです。
演目も全て決まっているのですが、いかんせん演者が2人ですから、なかなか通しで練習が出来ません。
それでも、ぶっつけ本番はまずいので2人の都合の良い日にちを決めて、3〜4時間ほど会議室を借りることにしました。

というわけで僕がなるべく安い会場を探すことになりました。
近所に市民センターがあるので、そこの会議室を借りてみたらどうだろうと価格を調べると、1時間200円という、信じられないほど安かったので即決。

清瀬市民センターのありがたみを初めて味わいました。

24日のRAMBU3ですが、事前の予約は一切ありません。気軽に当日ふらっと寄ってください。
今回も「即興マジック」などの、通常のショーではちょっと考えられないような企画を盛り込んで参りますので、お楽しみ頂ければと思います。
場所、日時などの詳細は「JCMA」の告知ページをご覧下さい。
それでは、大阪でお会いしましょう!

こんにちは!絶賛引っ越し中ののじまきです。

引っ越しと言っても、清瀬市内から清瀬市内への転居なので、大したことではないのですが、引っ越し先が新築のアパートでして、まだ住所登録がされていないようなんです。
先日転居手続きのために、電気水道などなど、色々な機関へ転居手続きの連絡をしたのですが、住所登録されていないようで、全ての連絡先で何度も住所とアパート名を確認されるんです。
何が嫌かって、アパートの名前がフランス語で「女神」を意味するすごい恥ずかしい名前なんです。
もう聞き直されるのは嫌だから、郵便局へは登録が済んでいるであろう来週に行こう。

そんなこんなで引っ越し中なんですが、月末に迫る24日の大阪RAMBUと、31日のともの会の発表会の演目で頭がいっぱいです。
最近、自分らしさが見えなくなりつつある、ここらで心機一転して、良い演技が出来るように、練習(イメージトレーニング)をしています。
今日もこれから戸崎君と打ち合わせなのです。
大阪RAMBUの詳細はJCMAの告知ページをご覧下さい。
近くにお住まいの方で時間がありましたら、是非よろしくお願いいたします。

こんにちは!のじまきです。

先日の予告通り、大原さんのレクチャーとたっぷりとクロースアップショーに行ってまいりました!

9日の大原さんのレクチャーは、やっぱり面白かったです。
大原さんの創作スタイルは、いくつもの原理を「積み上げていく」ような感じで、古典的なマジックでも、他の原理を組み合わせたり、改めを加えることでマニアでもタネが追えない超不思議なマジックに生まれ変わります。
大原さんの創作理論のいくつかは「大原のオススメ」で解説されています。
読むとなんとなく出来そうな気がしてくるのですが、僕には到底真似できません。
大原さんのような繊細な感覚がないと実践することは難しいでしょう。
マジシャンの心理的負担を減らすための細かいサトルティが、とても大原さんらしいと思いました。

11日はたっぷりとクロースアップショー。
今回は(も)、お客さんとして行きました。
開演時間を間違えて、遅れて着いてしまったのですが、今年はいつもよりお客さんの数が少なく、一番前の席に座れてしまいました。
今でこそ、マジックライブは色々なところでやられていますが、僕がマジックを始めた十数年前は、クロースアップのイベントと言えば荒井さんのたっぷりとか、栗田さんのメリーくらいしかありませんでした。
そんな感じな物で、僕の中でクロースアップショーというと、たっぷりとのイメージがかなり入っていると思います。
名だたるマジシャンが、新作やマニアックなトリックを見せ続けるという、演者にも観客にも過酷な内容ですが、この空気感がなんか懐かしい感じがするんですよね。
個々のマジシャンの感想については他のサイトを見て頂くとして、一番嬉しかったのはYuji村上さんに「トリプル・アクセル」のバリエーションを演じて頂いたことです。
自分の作品をマジシャンに演じてもらえるとは、クリエーター冥利に尽きます。
さらに、観客の受けもかなりのもので安心しました。

今回でたっぷりとは28回目。再来年で30周年を迎えるそうです。
個人企画のマジックショーでここまで歴史のあるものは、そうそうないんじゃないでしょうか。
もちろん、僕は来年も再来年も行きます。

こんにちは!のじまきです。

今年は色々とマジックイベントが多くなったような気がします。
9月の休日もほぼ全部マジック関連に当てられました。
マジック好きとしては嬉しいことです。
そんなわけで今日と明日もマジックのイベントに行きます。

今日は大原さんのレクチャー。
今年のJCMAジャパンカップでのレクチャーを見て、すっかりファンになりました。
今日のレクチャーも楽しみです。

そして明日はたっぷりとクロースアップショー。
今年は、一般客として見に行きます。
本当に「たっぷり」とマニアックなマジックが見られます。
今年もおなかいっぱい楽しみたいと思います。

ところで、今月24日、大阪でマジックライブとレクチャーをやります。
JCMA様の協力で、戸崎拓也君と「RAMBU」3回目を行う予定です。
詳しくは「JCMA」の告知ページをご参照下さい。
今回も、色んな意味でライブの限界に挑戦したいと思っていますので、
予定が空いておりましたら是非お越し下さいませ!

こんにちは!のじまきです。

先日は、2日間でマジックイベント3連発という超多忙なスケジュールをおくりました。
まずは、18日のサタデーナイトマジック。ゆうきさんの「ニュージャックシティ」のバリエーションや、ゲストのYuji村上さんの演技をたっぷりと楽しみました。
Yuji村上さんは、今回一般向けに演じている手順を中心に演じられたようです。
3本ロープや、メンタルフォトデックなど、マニアなら誰もが知っている古典的なマジックが、Yuji村上さんの手にかかると、まったく別のマジックに変身します。
研究され尽くした感のあるマジックでも、まだまだ工夫の余地があるのだと、色々と考えさせられました。
また、ライブが終わった後は、Yuji村上さんに色々とトリックを見せて頂きました。
僕の作品のバリエーションも見せて頂いて、もう感動。
あのマジックにそんな可能性があったなんて、原案者でも思いつかなかった素晴らしいアイデアを教えて頂きました。

村上さん

↑Yuji村上さんと

次の日の19日は有明で昼間に入江田翔太さんのライブ、夜にテンヨーマジックフェスティバルです。
入江田さんのライブは、色々な意味で今までのマジックライブとは一線を画す内容でした。
マジックライブよりも、1つの劇を見たような気分です。クロースアップマジックで、暗転がある(暗転が必要な)ライブは初めて見たかも知れません。
僕は、マジックに物語りを付けたり、ストーリーに凝るとマジックの不思議さは減るものと思っています。
マジック愛好家から見れば、不思議さが削がれたマジックは、一つの冒涜に見えるかも知れません。
しかし、今回のライブで、1つの可能性を見ました。もしかしたら、不思議さと物語は共存できるのでは無いかと。
もっと台本を突き詰めていけば、入江田翔太さんにしかでき得ないライブになると思います。今後が楽しみです。

終わった後は、テンヨーマジックフェスティバルです。
実は、今回初めての参加でしたが、とにかく面白かったです。
どの演者も強烈に印象に残っていて、何から話して良いやらという感じです。
とりあえず、東洋大学の大江毅君は良かったですねー。
彼とは3、4年くらいの付き合いになるのですが、知り合いがこんな大舞台に立っているというのがまず嬉しいです。
さらに、マスクの演技も昨年とは比べものにならない位ブラッシュアップされていました。
ふじいあきらさんも久しぶりに見ました。ほぼ新ネタを披露しておりました。特に最後のカードマジックは、かなり不思議です。
韓国のハ・ウォングンのアクトは衝撃的でした。Tシャツのプロダクションなのですが、ハンガーが付いた状態のシャツが空中から現れるのです。
さらに、シャツのカラーチェンジなど、シャツを絡めた現象が沢山起こります。
プロット、解決法、全てが見たこともない斬新な演技。圧倒的なオリジナリティに絶句しました。
最後はルディ・コービーです。有名な4本足のアクトを初めて生で見ました。
それまでは、昔の映像でルディ・コービーを見るたびに、いつか生で見てみたいと思っていたので、1つ夢がかないました!
とにかく感動。

マジックの未来は明るいなあ!
と思わせてくれた、素晴らしい連休でした。

こんにちは!のじまきです。
昨日知り合いと、イヤホンを使ったマジックについて話をしていました。
昔からイヤホンで何かマジックは出来ないかと思い、右の耳の方だけフェイクパスを行ったり、色々と試していたのですが、なかなか上手くいかないんですよ。
なぜなら、コードのせいでどっちに握っているかバレるから。
一応、テンカウントの手法なら多少ごまかせるんじゃないかという話になり、実際にやってみると、まあー通用しなくはないような、無理なような微妙な感じに。

上記のような不毛な議論の末、「イヤホンからコードが出ている限り、パームはしない方が良いのではないか?」という衝撃の結論が下されました。

しかし、「パームをしない」という制約はかなり厳しいのです。パーム無しでいったい何が出来るというのか。
音楽を楽しむくらいしかやることがなくなるじゃないかと。
しかし、イヤホンをいじっている内に、あるアイデアがひらめいたのです。
そして、すぐさま知り合いに見せました。
その反応を見て、これは発表しなければと思ったのです。

そう、アン・インプレッションに!

というわけで、前置きが長くなりましたが、1ミリも使えないマジックを紹介するアン・インプレッション。今回はイヤホンを使ったマジックをご紹介いたします。

現象。
マジシャンは、左右の手に持ったイヤホンを一瞬で入れ替えて見せます。

・余分なギミックは使いません。ごく普通のイヤホンを使います。
・テクニックも使いません。簡単にできます。

なかなか類を見ない現象だと思います。この現象を達成するために、2つの方法を考えました。
今回は、久しぶりのアンインプレッションですので、特別に2手順一挙にご紹介いたします。
どちらも一長一短ありますので、場合によって使い分けて頂ければと思います。
もしくは、一生演じない方が後々の人生のために良いと思います。
それでは、解説に移ります!続きを読む

このページのトップヘ