monthly Magic Lesson FAQ

monthly Magic Lesson(マンスリー・マジック・レッスン) より、皆様に最新情報などをお伝えして参ります!

2009年08月

今日は予言について書きます。のじまきです。

以下、少し専門的な話になります。

よく、マジシャンが「これからあなたが選ぶであろうカードを、この封筒の中に予言してきました」というセリフがあります。

上記のような挑戦的なセリフが良いかどうかは別として、マジシャンは「未来を見た」わけですから、予言を示すまでの間は、何があっても動じてはいけないということになるのではないでしょうか。

例えば、演技中に地震が起こったとしましょう。

未来を予言出来る人が「うわ!今の揺れ結構大きかったですよね!?震度いくつかな?」等と言っては、その能力が嘘と言うことになってしまいます。

あくまでも、「地震が起こることは知っていた」と言う風に振る舞うのが理にかなっていると思います。

と、いうことを知人と話し合った結果、以下のような演出が出来ました。

カードの予言ですが、フォースや、カードコントロールのテクニックは使用しません。

また、予言の結果は1つだけです。

予言の演出を逆手に取った、完璧なトリックに仕上がったと思います。

タネに関してはあえて触れません。ご自身で考えてみてください。

また、演じた際に起こるトラブルなどに関し、当方は一切の責任を負いません。

最後に、アン・インプレッションですので、あまり真面目に読まないことをオススメします。

それでは、紹介いたします。

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マジシャンは、1組のデックを取り出し、観客に対し、「これから5分後の未来を見て、あなたが選ぶであろうカードを予言します。」と宣言します。

スケッチブックとペンを手に取り、マジシャンはしばらく集中します。

その後、「大変だ!みんな外に出るんだ!」と叫び、観客を全員外に出します。

すると、今までいた部屋が大爆発を引き起こします。

「あのとき私が未来を見なければ、大惨事になるところでした。」

と言って、予言のトリックを終わります。

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こんばんは。
佐藤です。

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shinkansenこんにちは!のじまきです

今日は、仙台のクリエーター、Eさんとお会いする機会がありました。

即席で出来るライジングカードは不思議で、タネを聞いてひっくり返りました。

近々、紙面にて発表の予定だそうで、期待が高まります。

Eさん、今度お会いしましたら、最近のマジック事情の話でもしましょう!

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先日取り扱いを開始しました「しんかんせん」ですが、ご好評を頂き、何よりでございます。

かの松田道弘氏も、出現のパートは見当もつかなかったと評するだけあり、非常に巧妙、かつ大胆です。

個人的には、マジックの醍醐味の1つである、「大胆さ」の代表として選んでも良いのではないかと思っております。

さてさて、毎回画像に埋め込む文字(煽り文)には、毎回頭を悩まされます。

「しんかんせん」では、見ての通り、「時速300kmのカード飛行!」と文字を入れておりますが、実は、このトリックに関しては、珍しくアイデアが多数出てきて、どれにしようか絞るのに大変でした。

せっかくですので、他の候補もここに記録しておきます。

・カードアクロスの希望の「ひかり」!

・お「のぞみ」のトリックはこれですか?

・強烈な現象が観客の中に「こだま」する!

・ストレートな移動が「ひびき」わたる!

うん、我ながらひどい。

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