こんにちは!
monthly Magic Lesson の野島&佐藤です。
mMLショッパーズトップページへ
みなさま、お待たせいたしました!
『奇術探究』第7号の先行予約を開始いたします!
今回のテーマは「コレクター」!
カードを捕まえて、捕まえて、捕まえまくっています!
今回もご予約された方には、野島伸幸未発表原稿をプレゼント!
(こちらは、先週ご案内したボーナスウィークの原稿とは異なります。)
ご予約は本日より11月7日まで。
ご予約いただいた方から順に発送いたしますので、お早めに!
(発送は8日以降の予定です)
それでは、先行予約商品1点と今週の新製品3点をご案内いたします!
*************************
●○●『奇術探究』第7号、先行予約開始!!○●○
【先行予約受付中!】
奇術探究第7号
〜今までに無い、新しい「コレクター」をお届け!〜
★☆★11月7日までにご予約された方には、もれなくボーナス原稿をプレゼント!★☆★
今回は、カードマジックの花形とも言える「コレクター」をテーマに、
最新の探究成果を発表いたします。
「コレクター」とは、「4枚のカードが3人の観客のカードを一瞬で捕まえる」
という形で現在定着化しているカードマジックのポピュラーなテーマの1つです。
いわゆるスタンダードな「コレクター」の現象から、
既存の枠組みに捕らわれず自由な発想で「コレクター」の限界に挑戦した意欲作まで、
バラエティーに富んだ内容でお送りいたします。
1969年に初めて「コレクター」という、マルチプル・サンドイッチ現象が発表されて以来、
実に世界中のマジシャンが独自のアプローチでこのテーマに挑んできました。
この40年に渡る変遷については、研究家の石田隆信氏より、体系的で濃密なコラムを頂きました。
また、収録作品はレギュラーデックのみで演技可能ですので、実際に演じてみて、
その実用性を感じ取って頂ければと思います。
(商品の発送は8日以降を予定しております。)
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☆mML定期購読会員様には特別価格 1,990円(税込)でのご提供です! ※ショッピング会員・非会員様は 2,100円(税込)です。
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●○●新商品、3点新入荷!!○●○
【実体化する幻想!】
Inspiration X(インスピレーション・エックス)
〜クリエーター・新沼研が魅せる、新たなる脳内イリュージョン!〜
あの「Labyrinth(ラビリンス)」の作者が、立て続けに放つ奇跡のトリック!
新沼研氏の最新作「Inspiration X(インスピレーション・エックス)」が、早くも登場です。
おかげさまで前作「Labyrinth(ラビリンス)」は各方面で大好評!
多くの方より高い評価を頂いております。
今回、その新沼氏が、また趣向を変えた「新たなるメンタル・イリュージョン」に挑戦!
想像の世界で行っただけのことが、現実の結果となって現れる、奇妙な「実体化」現象。
「観客が自由に思ったカードに、観客が自由に思った色の×印が現れる」という
不可能設定の極みにチャレンジし…そして、見事に成功しているのです。
想像力をテーマにしたマジックなので、ここで皆さんも想像してみてください。
表向きに広げられたデックから、「あなた」が1枚のカードを心の中で決定します。
これは、見て、心の中で思うだけです…抜き出したり、書き留めたりは一切しません。
次に、今度は、心の中で、好きな色のマーカーペンを想像し、その色を告げます。
(選択は、自由です…ここでは仮に、あなたは緑色のマーカーを考えたとしましょう)
そして、そのペンで、先ほどのカードの表に×印を書き込むところを、イメージします。
マジシャンは、思ったカードをあなたに確認して、先ほどのデックから抜き出します。
すると…そのカードの表には、緑色のマーカーで、×印が描かれているのです!
信じられますか?
脳内で思い描いただけのことが、現実に、思い描いたとおりの形になって現れるのです。
あなたがどのカードを選ぶかも、何色のマーカーを想像するかも、マジシャンには
全く予測不能ですので、事前に先回りして書いておくことなど不可能なはず。
では、後からコッソリ書いたとでも言うのでしょうか…?
マジシャンは、空の手でデックを取り上げて、聞いたカードを抜き出しただけです。
怪しい動作は、一切ありません。
カードの×印は、しっかりとペンで書かれていて、こすっても取れたりしません。
本物なのです…想像したとおりに、本当に書かれているのです。
もし、他のカードを選んでいたら、もしくは、他の色を選んでいたなら…
考えれば考えるほど、見た人の頭の中には、疑問の嵐が巻き起こるでしょう。
こうして、人はまた、思考の迷宮に踏み込んでしまうのです…ラビリンスのように。
この驚くべきトリックの仕組みを知ったとき、その構成の見事さに、あなたは
もう一度、驚かされることになるでしょう。
シンプルで、合理的で、巧妙。
加えて、非常に実践的です。
面倒な手続きのないスッキリした手順であることは、現象からもお分かりでしょう。
(ちなみに、表現に一切、省略などはありません…そのままです)
実際の動作としても、これといった技法を使うわけでもなく、また、記憶作業が
さほどいるわけでもなく、全く簡単に演じられます。
用具も、最初から見えている「たった1組のデック」…本当に、これだけです。
これさえあれば、いつでもどこでも演じられるのです。
思えば、新沼研氏のデビュー作に当たる作品も「イメージの実体化」をモチーフに
したものでした(傑作、DayDreamのことです)。
しかし、今回の作品は、それと比べても、さらにスマートで、より不可能なトリックに
なっているのではないでしょうか。
完全手作り生産の商品とのことで、残念ながら、数量限定です。
初回の入荷分が完売しましたら販売終了で、再入荷はありません。
ご要望の方は、お早めにご注文くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
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☆mML特別価格 3,980円(税込)でのご提供です!
♪80pt還元付き!
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【密閉空間での実体化!?】
F.B.H.(Five Black Holes)
〜天才・益田克也氏がブラックホールの謎に迫る!?〜
大好評!日本を代表するクリエーター・益田克也氏のオリジナルマジックシリーズ。
今回は、魔法のようなカード実体化現象「F.B.H.」(Five Black Holes)をご紹介します。
黒いアクリル製のケースのフタを開け、中が空であることを見せフタを閉めます。
アクリル製のケースには5個の丸い穴があいており、フタを閉じても、この穴を通して、
中には何も入っていないことが確認できます。
この状況でケースを振ると…なんと突然、ケースの中に1枚のカードが出現するのです!
5個の穴を通してカードの存在は確認できるのですが、果たして本当でしょうか?
フタを開けると、そこには確かに、1枚のカードが入っています!
取り出して示しますが、怪しいところは見当たりません。
いかにも益田克也氏らしい、極めて不可能性の高いトリックです。
アクリル製のケースは、薄く、カードよりもやや大きめな程度で、その5箇所に
穴があいています。
すなわち、カードを隠せるような余地は、どこにもないということです。
穴はもちろん本物で、しかも、ケースのフタだけではなく、底まで貫通しています。
最初の段階で、その穴にペンなどを通してみせることも出来ます。
カードをどこに隠しますか?無理ですよね?物理的な隙がありません。
もちろん、パームして加える、といった方法はナシです。
そんなことをせずに現れるところが凄いのです。
単に出現させるだけなら、全く技術不要で、簡単に行うことが出来ます。
単純に、密閉空間での物質化・実体化の「実験」として見せてもシンプルで不思議です。
また、単なる出現だけでなく、観客の選んだカードがケースにテレポーテーションする移動現象として見せることも出来ます。
ケースをワープマシン(転送装置)やタイムマシンに見立てたり、5つの穴を
ブラックホールに見立てて穴からカードが吸い込まれると見せたり…
演出的に工夫すると、より面白くなるでしょう。
(商品にレギュラーデックは付属しておりませんので、必要な方は別途ご用意ください)
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☆mML特別価格 5,000円(税込)でのご提供です!
♪100pt還元付き!
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【ケースでポン!】
ジョーカーなのに
〜テクニックを超越したカラーチェンジ!〜
カードのカラーチェンジの極限に挑戦した作品の1つ、それがこの益田克也氏の作品、「ジョーカーなのに」(BOXING MATCH)です。
デックから、1枚のカードを選んで覚えてもらいます。
1枚のジョーカーを、観客によく調べてもらってから、表向きにカードケースに入れます。
カードケースをテーブルの上に構えて指でポンと弾き、卓上に叩き付けます。
その瞬間、驚くべきことが起こります…
ケースの中のジョーカーは、衝撃で(?)選ばれたカードと同一のカードに変化してしまうのです!
ケースの中のカードを取り出します…ケースの中には、余分なものは一切入っていませんし、
カードは、そのまま観客に手渡して調べてもらいますが、どこにも怪しいところはありません。
(ちなみに上記は、ワイルドカードのような純然たる同化・変化現象として演じていますが、
選ばれたカードをデックに戻して、交換現象的なカード当てとして行うことも可能です。)
さて…単にカードを変化させようと思えば、ダブルリフトやカラーチェンジなどの技法を使っても、
もちろん実現できますし、より手軽かもしれません。
しかし、今回のトリックの核心は、「技法を超越したところにある不思議さ」なのです。
現象が起こるのは「カードケースの中」という、デックから完全にアイソレートされ、しかも、テクニックが行えないように封じ込められた場所。
加えて、変化前にジョーカーをケースに入れる時も、変化後にカードをケースから出す時も、
ケースの中には他に何もなく、さらに、出し入れするカードは完全に1枚であり、なおかつ、
何の仕掛けもない単なるレギュラーカードであって、裏面等にも怪しいところはありません。
それでいて、ケースの口から中が覗ける状態で、表が見えたままで、ビジュアルに
変化するのですから…まるで魔法を見るかのようであり、奇跡としか思われません。
しかも、この変化は、ほぼ自動的に起こるメカニカルなもので、難しくありません。
技術的には、全く簡単に行えるのです。
使用する用具も、デックとそのケースだけですから、極めて自然です。
この現象を見た時、いったいどういう方法でこれが実現できるのか、見当もつきませんでした。
どこにトリックがあるのかすら分からず、完全に煙に巻かれました。
そして、このトリックを知った時、「ここまでやるか!よくぞこんなことを考えつき、そして、
よくぞこんなものを作ったものだ!」と、舌を巻きました。
皆さんも、天才、益田克也氏の天才たるゆえんである奇抜な発想と、その頭脳から生み出された
驚愕のメカニズムに、大いに感涙してください。
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☆mML特別価格 3,000円(税込)でのご提供です!
♪60pt還元付き!
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以上、今週の商品のお知らせでした!
monthly Magic Lesson の野島&佐藤です。
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みなさま、お待たせいたしました!
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カードを捕まえて、捕まえて、捕まえまくっています!
今回もご予約された方には、野島伸幸未発表原稿をプレゼント!
(こちらは、先週ご案内したボーナスウィークの原稿とは異なります。)
ご予約は本日より11月7日まで。
ご予約いただいた方から順に発送いたしますので、お早めに!
(発送は8日以降の予定です)
それでは、先行予約商品1点と今週の新製品3点をご案内いたします!
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●○●『奇術探究』第7号、先行予約開始!!○●○
【先行予約受付中!】
奇術探究第7号
〜今までに無い、新しい「コレクター」をお届け!〜
★☆★11月7日までにご予約された方には、もれなくボーナス原稿をプレゼント!★☆★
今回は、カードマジックの花形とも言える「コレクター」をテーマに、
最新の探究成果を発表いたします。
「コレクター」とは、「4枚のカードが3人の観客のカードを一瞬で捕まえる」
という形で現在定着化しているカードマジックのポピュラーなテーマの1つです。
いわゆるスタンダードな「コレクター」の現象から、
既存の枠組みに捕らわれず自由な発想で「コレクター」の限界に挑戦した意欲作まで、
バラエティーに富んだ内容でお送りいたします。
1969年に初めて「コレクター」という、マルチプル・サンドイッチ現象が発表されて以来、
実に世界中のマジシャンが独自のアプローチでこのテーマに挑んできました。
この40年に渡る変遷については、研究家の石田隆信氏より、体系的で濃密なコラムを頂きました。
また、収録作品はレギュラーデックのみで演技可能ですので、実際に演じてみて、
その実用性を感じ取って頂ければと思います。
(商品の発送は8日以降を予定しております。)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
☆mML定期購読会員様には特別価格 1,990円(税込)でのご提供です! ※ショッピング会員・非会員様は 2,100円(税込)です。
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【実体化する幻想!】
Inspiration X(インスピレーション・エックス)
〜クリエーター・新沼研が魅せる、新たなる脳内イリュージョン!〜
あの「Labyrinth(ラビリンス)」の作者が、立て続けに放つ奇跡のトリック!
新沼研氏の最新作「Inspiration X(インスピレーション・エックス)」が、早くも登場です。
おかげさまで前作「Labyrinth(ラビリンス)」は各方面で大好評!
多くの方より高い評価を頂いております。
今回、その新沼氏が、また趣向を変えた「新たなるメンタル・イリュージョン」に挑戦!
想像の世界で行っただけのことが、現実の結果となって現れる、奇妙な「実体化」現象。
「観客が自由に思ったカードに、観客が自由に思った色の×印が現れる」という
不可能設定の極みにチャレンジし…そして、見事に成功しているのです。
想像力をテーマにしたマジックなので、ここで皆さんも想像してみてください。
表向きに広げられたデックから、「あなた」が1枚のカードを心の中で決定します。
これは、見て、心の中で思うだけです…抜き出したり、書き留めたりは一切しません。
次に、今度は、心の中で、好きな色のマーカーペンを想像し、その色を告げます。
(選択は、自由です…ここでは仮に、あなたは緑色のマーカーを考えたとしましょう)
そして、そのペンで、先ほどのカードの表に×印を書き込むところを、イメージします。
マジシャンは、思ったカードをあなたに確認して、先ほどのデックから抜き出します。
すると…そのカードの表には、緑色のマーカーで、×印が描かれているのです!
信じられますか?
脳内で思い描いただけのことが、現実に、思い描いたとおりの形になって現れるのです。
あなたがどのカードを選ぶかも、何色のマーカーを想像するかも、マジシャンには
全く予測不能ですので、事前に先回りして書いておくことなど不可能なはず。
では、後からコッソリ書いたとでも言うのでしょうか…?
マジシャンは、空の手でデックを取り上げて、聞いたカードを抜き出しただけです。
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カードの×印は、しっかりとペンで書かれていて、こすっても取れたりしません。
本物なのです…想像したとおりに、本当に書かれているのです。
もし、他のカードを選んでいたら、もしくは、他の色を選んでいたなら…
考えれば考えるほど、見た人の頭の中には、疑問の嵐が巻き起こるでしょう。
こうして、人はまた、思考の迷宮に踏み込んでしまうのです…ラビリンスのように。
この驚くべきトリックの仕組みを知ったとき、その構成の見事さに、あなたは
もう一度、驚かされることになるでしょう。
シンプルで、合理的で、巧妙。
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(ちなみに、表現に一切、省略などはありません…そのままです)
実際の動作としても、これといった技法を使うわけでもなく、また、記憶作業が
さほどいるわけでもなく、全く簡単に演じられます。
用具も、最初から見えている「たった1組のデック」…本当に、これだけです。
これさえあれば、いつでもどこでも演じられるのです。
思えば、新沼研氏のデビュー作に当たる作品も「イメージの実体化」をモチーフに
したものでした(傑作、DayDreamのことです)。
しかし、今回の作品は、それと比べても、さらにスマートで、より不可能なトリックに
なっているのではないでしょうか。
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【密閉空間での実体化!?】
F.B.H.(Five Black Holes)
〜天才・益田克也氏がブラックホールの謎に迫る!?〜
大好評!日本を代表するクリエーター・益田克也氏のオリジナルマジックシリーズ。
今回は、魔法のようなカード実体化現象「F.B.H.」(Five Black Holes)をご紹介します。
黒いアクリル製のケースのフタを開け、中が空であることを見せフタを閉めます。
アクリル製のケースには5個の丸い穴があいており、フタを閉じても、この穴を通して、
中には何も入っていないことが確認できます。
この状況でケースを振ると…なんと突然、ケースの中に1枚のカードが出現するのです!
5個の穴を通してカードの存在は確認できるのですが、果たして本当でしょうか?
フタを開けると、そこには確かに、1枚のカードが入っています!
取り出して示しますが、怪しいところは見当たりません。
いかにも益田克也氏らしい、極めて不可能性の高いトリックです。
アクリル製のケースは、薄く、カードよりもやや大きめな程度で、その5箇所に
穴があいています。
すなわち、カードを隠せるような余地は、どこにもないということです。
穴はもちろん本物で、しかも、ケースのフタだけではなく、底まで貫通しています。
最初の段階で、その穴にペンなどを通してみせることも出来ます。
カードをどこに隠しますか?無理ですよね?物理的な隙がありません。
もちろん、パームして加える、といった方法はナシです。
そんなことをせずに現れるところが凄いのです。
単に出現させるだけなら、全く技術不要で、簡単に行うことが出来ます。
単純に、密閉空間での物質化・実体化の「実験」として見せてもシンプルで不思議です。
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ジョーカーなのに
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カードのカラーチェンジの極限に挑戦した作品の1つ、それがこの益田克也氏の作品、「ジョーカーなのに」(BOXING MATCH)です。
デックから、1枚のカードを選んで覚えてもらいます。
1枚のジョーカーを、観客によく調べてもらってから、表向きにカードケースに入れます。
カードケースをテーブルの上に構えて指でポンと弾き、卓上に叩き付けます。
その瞬間、驚くべきことが起こります…
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ケースの中のカードを取り出します…ケースの中には、余分なものは一切入っていませんし、
カードは、そのまま観客に手渡して調べてもらいますが、どこにも怪しいところはありません。
(ちなみに上記は、ワイルドカードのような純然たる同化・変化現象として演じていますが、
選ばれたカードをデックに戻して、交換現象的なカード当てとして行うことも可能です。)
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もちろん実現できますし、より手軽かもしれません。
しかし、今回のトリックの核心は、「技法を超越したところにある不思議さ」なのです。
現象が起こるのは「カードケースの中」という、デックから完全にアイソレートされ、しかも、テクニックが行えないように封じ込められた場所。
加えて、変化前にジョーカーをケースに入れる時も、変化後にカードをケースから出す時も、
ケースの中には他に何もなく、さらに、出し入れするカードは完全に1枚であり、なおかつ、
何の仕掛けもない単なるレギュラーカードであって、裏面等にも怪しいところはありません。
それでいて、ケースの口から中が覗ける状態で、表が見えたままで、ビジュアルに
変化するのですから…まるで魔法を見るかのようであり、奇跡としか思われません。
しかも、この変化は、ほぼ自動的に起こるメカニカルなもので、難しくありません。
技術的には、全く簡単に行えるのです。
使用する用具も、デックとそのケースだけですから、極めて自然です。
この現象を見た時、いったいどういう方法でこれが実現できるのか、見当もつきませんでした。
どこにトリックがあるのかすら分からず、完全に煙に巻かれました。
そして、このトリックを知った時、「ここまでやるか!よくぞこんなことを考えつき、そして、
よくぞこんなものを作ったものだ!」と、舌を巻きました。
皆さんも、天才、益田克也氏の天才たるゆえんである奇抜な発想と、その頭脳から生み出された
驚愕のメカニズムに、大いに感涙してください。
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