こんにちは!のじまきです。

去年辺りから、コインマジック熱が上昇しております。

カードマジックと違って、少しのミスが致命傷となります。

動きやセリフを変えたところでごまかしきれません。

それ以上に、手が止まることの無い、スムースな流れを構築しなければいけません。

少しでも手が止まったりすると、「あの手に何か持って入るんじゃないか」等と疑われてしまいます。

「コインマジックは敷居が高い」とよく言われますが、このあたりに、むしろ魅力を感じています。

というわけで、先月から、ともの会EXにて「ジェイミー・イアン・スイスのハンディー・コインズ・アクロス」に挑戦しています。

最後の観客の拳の中に移動するクライマックスはとても強力で、また、そこに行くまでの構成&理由付けが良いんですよね。いつかやってみたいと思っていた手順です。

ところが、この手順は、観客の両手を使い、向かい合って行うので、1対1専用のトリックなのです。

サロンの場で演技するためには、観客の参加方法を変える必要があるのですが、考えつく手順はどれもあまりしっくり来ません。

両脇に観客を置いてやってもみたのですが、最後の1枚の部分でとても都合の良くない事が起こってしまいます。

それだけ原案が巧妙に出来ているということでしょう。

しばらくはこのテーマで色々と可能性を探ってみたいと思います。