mML定期購読会員の皆様、9月の定期発送は、昨日までで一通り完了いたしました。まだの方は、到着まで今しばらく、楽しみにお待ちください。

 さて、去る8月31日に朝霞市内にて、ゆうきとも氏主催による「ショー&レクチャー」が行われました。このイベントには、ゆうきとも氏のご厚意により、mML100号記念の「ご招待枠」を設けていただきました。

 イベントは、ゆうきさんならではの非常に密度の濃い内容でしたので、運良く抽選に当たりましてご参加いただきましたmML定期購読会員の皆様にも、十分にご満足いただけたのではないかと思います。ゆうきさん、そして参加者の皆さん、ありがとうございました。

 mML側のスタッフとしては、私、南部がディーラーとして参加いたしました。懐かしい方から初めての方まで、いろいろな方とお会いできて楽しかったのですが、なにぶん、ある程度の人数の前に立って演じるのが本当に久しぶりなもので緊張しまして、しどろもどろさ加減が180%程になっておりました。参加されていた方は、温かい眼で見ていただけましたことを祈ります。

 ゆうきさんのショーとレクチャーの内容に関しては、詳細は差し控えますが…

 例えばmML99号で解説の「エンドレス・チェイン」は、あの規模の会場でも見せられて、抜群にウケることを実感しました。
 また「ハコネ・スプリット」の実演も見事でした(カズ・カタヤマさんが出された冊子「GHOST IN THE MAGIC〜SFマジックフェスティバル・コレクション9」の中で解説されています)。
 もちろん、お土産マジックとなったアナザーも。元々のタナカヒロキ氏のアイデア自体とても面白いのですが、それをゆうきさんが料理すると、非常に見やすく、分かりやすくなって、さらに面白くなりますね。

 また、ゆうきさんもご自身のブログで触れられていますが、今回特に圧巻だったのは演技指導の「ワークショップ」。受講者の方の短い演技を見て的確なアドバイスを行い、その場で見る見るうちにその人の演技を劇的に改善させてしまうゆうきさんは、正直、見ていて鳥肌が立つ程でした。それこそがまさにマジックです。
 演技に関して向上心のある方は、ぜひ一度でも、ワークショップ形式の定例会「ともの会EX」等に参加されると良いと思います。
 なお、ワークショップの感じを見てみたい方は、mMLオリジナルDVD「カップ&ボール」がオススメです。ダイ・バーノン氏の手順を基にしたカップ&ボールの解説DVD(mML同様に冊子もセットになっています)なのですが、「個人レッスン」と称するワークショップ形式を採り入れて制作されている点が、非常にユニークです。
 そういえば、このDVDで「受講者」役を引き受けていただいた古江さんも、今回のイベントに参加されていましたね。

 そんなわけで、少し遅めのイベント報告でした。それでは。