monthly Magic Lesson FAQ

monthly Magic Lesson(マンスリー・マジック・レッスン) より、皆様に最新情報などをお伝えして参ります!

カテゴリ: 野島伸幸

こんにちは、のじまきです。
先日は、韓国で行われたFISM ASIAに行ってまいりました。
カード部門での出場です。
3年前はFISM ASIAの出場権を惜しくも逃してしまいましたが、今回ようやく出場が叶いました。
そして、見事3位を取ることができました!

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台湾のホレット・ウー(カード部門2位)とツーショット

これで来年イタリアで行われるFISM本戦への出場権を得られました。
今の手順のままではとても勝てないので、来年の7月までに手順をパワーアップさせていきたいと思います。

ですが、とりあえずは入賞出来たことを素直に喜ぶとともに、応援していただいた皆様に感謝です。
取り急ぎ、ご報告です。よーし、本戦でも暴れるぞ!

こんにちは、のじまきです。

最近は様々なイベントに出させてもらっております。感謝ですよ。
先日は台湾で行われたマジックコンベンション、TMAにコンテスタントとして参加してきました。
そもそもは今年のジャパンカップでコンテストアクトを披露した際に、ジャパンカップに参加されていたTMAの主催者の方からTMA賞をいただきまして、TMAに招待という形で参加させていただきました。

海外のコンテスト出場は、2012年のイギリス以来の2度目です。

基本的に僕は英語が出来ないんですが、TMAのスタッフさんが優秀な上に優しくて、コンテストのリハと打ち合わせはほぼジェスチャーで意図を汲み取ってもらいました。

コンテストの結果は、TMA特別賞でした。

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惜しくも3位以内の入賞を逃してしまいました。

コンテスト中は英語でしゃべったのですが、僕が英語が苦手なため、あまり言葉が通じなかったのが災いしました。10月にはFISM ASIAに出場するので、言葉の問題はなんとかしないとなあ。

アジア最大級のコンベンションと言われるだけあって、とても素晴らしいイベントでした。
豪華なゲストはもちろんですが、ステージコンテストのレベルの高さが半端なかったです。
ダメな感想ですけど、みんな不思議。誰が1位でもおかしくないんじゃないかと思っていたのですが、伝々さんはさらに別格です。
個人的には前回のFISMグランプリのユ・ホジンに勝る演技だと思いました。あの演技が来年のFISMでできたら間違いなくグランプリでしょう。僕に保証されても全く意味ないですが、間違いない!

他にもDVD「Touch」で有名なハンソン・チエンと輪ゴムトークで盛り上がったり、とんでもないトラブルに見舞われたりもしたんですが、色々とありすぎてここでは書ききれません。

とにかく、楽しいコンベンションでした。誘ってくれたYOYOにも感謝です!

こんにちは、のじまきです。

今月23日はクリエイティブレクチャー!今回はちょっと特別な内容です。

3月末に行われるJCMAジャパンカップのコンテストへの出場が決まりまして、そこで行うコンテストアクトの一部を紹介します。なので、今回のレクチャーの内容はしばらくの間、動画でのネット配信、ショーなど大人数を前にしての実演を控えて欲しいのです。ご了承いただければと思います。

今月は何故かオイルアンドウォーター熱が凄まじく上がりまして、手順が4個できました。見た目は結構違うので、狭い範囲ですがバラエティには富んでますよ!で、今5個目のオイルアンドウォーターにとりかかっているところです。逆に他のマジックが何一つできていないという異常な状態です。

なのでオイルアンドウォーターが好きな方にはオススメの回ですよ!

今回のオイルアンドウォーターでは、「広げたままで分かれる」というテーマで構成してます。広げたままというのは、混ざっていることを見せた後はパケットを揃えないということです。この「広げたまま」というアプローチは前例はいくつかありますが、ちゃんとしたテーマとしての扱いをうけていないように思います。ただ、この制約を加えるとオイルアンドウォーターの印象はかなり変わります。これからのオイルアンドウォーターはこのテーマをトレンドにしたらいいんじゃないかと思うくらいです。

ぜひ、「オイルアンドウォーターは好きではない」という方にも見てもらいたい内容です。ぜひぜひ、お越しください。

・野島伸幸クリエイティブレクチャー

●日時
2月23日(日) 17:00〜19:00(予定)

●参加費
2,000円

●会場
駒込マジックルーム
東京都北区中里1-4-6 朝日ビル304
(JR駒込駅から徒歩1分)

●ご予約・お問い合わせ
nojima@cdi.ne.jp 野島伸幸まで。
ご予約のない場合、教材をお渡し出来ない場合があります。ご了承ください。

こんにちは、のじまきです。

今週末1月26日は僕の定例レクチャーを行います。
今回は年末年始だらけたせいか創作が良いペースで進まず、告知がギリギリになってしまいました。
いつになく作品数が多いですが、本当にできなくて困ってたんですから。本当ですよ!

というわけで、今回の内容は下記になります。

【トリプルチャレンジレンジ】
観客がデックを混ぜてトップカードを覚えてもらい、さらに2人の観客には好きなところでカットしてそこのカードを覚えてもらいます。この間マジシャンはデックに一切触りません。この状態でデックを受け取り、選ばれた3枚を即座に出します。

昔構成したカード当ての原理を限界まで引き伸ばして3人のカードを当てられるようにしました。本当に最後までマジシャンはカードに触らないので、かなり不可能な印象を与えられます。

【ブランクの手順(仮)】
観客の選んだカード以外が、全てダブルブランクカードに変化してしまいます。演技後デックは手渡し可能です。

昔作ったある技法について使い方を考えているうちにできた手順です。
ダブルブランクカードと必要なトリックカードをセットで当日1,000円で販売する予定です。

【ウォーキング・オン・ザ・エッジ(仮)】
観客にカードを選んでもらいます。デックの側面におまじないをかけると、「あなたのカードは」という文字が現れます!
デックの反対側を見ると、「スペードのK」などのカードの名前が書いてありますが、観客の選んだカードではありません。そこでおまじないをかけると、じわじわと文字が変化して観客の選んだカードの名前が浮かび上がります。

クリエイティブレクチャー史上最もビジュアルなトリックです。変化の過程はまるでCGを見ているかのようです。元々は学生時代に作った物で、最近ちゃんとした手順に構成しました。かなり難しいですが、習得する価値はあると思います。

【インサート(仮)】
今年に入って作った技法です。元々はあるマジックの問題を解決するために作ったのですが、様々なことに使えることが分かり、気がついたらすごい数の手順ができていました。下記の作品を見ていただければ、いかに汎用性の高いかお分かりいただけると思います。ちなみに、難易度は結構高いです。

【インサート・バニッシュ】
4枚のKが1枚ずつ消えて、デックの中央から観客のカードを挟んで現れます。

高校生の頃に構成した手順です。当時のハンドリングでは、最初にKを示す時に怪しいスイッチを使っていたのですが、今回のインサートを使うことで大分スムーズになりました。

【インサート・バニッシュ2】
4枚のAが1枚ずつ消えて、デックの中央から現れます。

こちらはカード当ての要素はなく、単に消えて出るだけです。こちらもインサートを使っているものの、バニッシュ1とは異なる原理を用いています。

【インサート・パームオフ】
4枚のQの中に入れた観客のカードが消えて、デックの中から出現します。
お馴染み、マックスメイビンのパームオフです。最初のディスプレイをインサートに置き換えたら驚くほどしっくり来たので、今回ご紹介いたします。

【インサート・ホフジンザープロブレム】
4枚のAを広げて、全て表向きであることを示します。揃えてもう一度広げると、観客の選んだカードと同じマークのカードが裏向きになっています。さらに裏向きのカードを見ると、観客の選んだカードに変化しています。

お馴染みホフジンザーエースプロブレムです。インサートを使うことで、見た目上余分な動作をほぼ必要とせずに現象が起こせます。実はこの技法シリーズで一番のオススメ手順です。

【インサート・コレクター】
4枚のAをテーブルに置きます(観客に持ってもらっていても構いません)。3人の観客にカードを選んでもらい、デックの中に混ぜます。デックの上で4枚のAを表向きで広げて、Aの間には何も無いことを示します。次の瞬間、4枚のAの間に3人の観客のカードが挟まれます。
インサートを最大限に活用した手順です。印象としては、Aを広げて、閉じて、また広げたら3枚が挟まっているという、コレクターの理想に近い状況を作り出せたと思います。

【インサート・アンチオイル&ウォーター】
赤いカード4枚の上に黒いカード4枚を重ねると、一瞬で赤黒交互に混ざります。
重ねる直前まで、黒いカード4枚をあらためることができます。
コレクターができるなら、アンチオイルアンドウォーターもできるだろうと思って構成した作品です。コレクターに比べると無理をする箇所がありますので、アイデアのひとつとしてご紹介したいと思います。

【カラフルワイルドコイン】
3〜4種類の中からコインを1枚選んでもらいます。残りのコインが選ばれたコインに変化していきます。

昔DVDで発表した手順を改良して、余分なコインを使わずにできるようにアイデアを加えました。ギミックも使わずに演じられるので、気軽に演じやすくなったのでは無いかと思います。

さらに裏レクチャーとして3種類のコインを使った手順も紹介したいと思います。参加される方はご連絡を頂けると助かります。それでは、ご参加お待ちしております!

・野島伸幸クリエイティブレクチャー

★今まで見たことの無いマジックを、レクチャーします!
 未発表のアイデアや、過去に発表した作品の改良版などを中心にレクチャーを行います。まったく技法を使わない簡単なものから、マニアックな手順まで、カードマジックから、手近なものを使ったマジック、専用の道具を使うマジックなど、幅広くご紹介いたします。

 マニアックな内容と言っても、エルムズレイカウントができる、という程度で十分理解できる内容です。変わったネタをお探しの方、新しいアイデアをお探しの方、レパートリーを増やしたい方、ぜひ、ご参加ください。

●日時
1月26日(日) 17:00〜19:00(予定)

●参加費
2,000円

●会場
駒込マジックルーム
東京都北区中里1-4-6 朝日ビル304
(JR駒込駅から徒歩1分)

●ご予約・お問い合わせ
nojima@cdi.ne.jp 野島伸幸まで。
ご予約のない場合、教材をお渡し出来ない場合があります。ご了承ください。

こんにちは、のじまきです。

12月22日はレクチャーもとい新作発表会をやりますよ。なんとこの日は昼から同じ会場で関西の中西さんとゆうきともさんによるレクチャーもあるそうですので、併せて参加していただくとレクチャー三昧な1日をお送り出来ますよ。ゆうきさんのレクチャーについては、ゆうきともさんのブログをご参照ください。
http://blog.livedoor.jp/tomoyuki_magic/

さて、僕のレクチャーの方ですが、今回はクリスマススペシャルとしまして、コンテストで演じた、テーブルで混ぜるトライアンフを初めて公開したいと思います。かなり複雑な手順ですが、覚える価値はあると思います。ぜひ挑戦してみてください。

今月は何故かカード以外の作品がよくできます。素材だけでも、割り箸、爪楊枝、レジ袋、ロープ、と色々やりますよ。逆にカードマジックが1個もできないので、どうしたのかと不安になったりしましたが、一応1個できたので、安心しております。

というわけで、今回の内容は下記になります。もしかしたらまだ増えるかも知れませんよ?

【雑すぎる大勝利】
観客にカードを選んでもらった後、デックから数枚カードを取っては、テーブルに裏表が混ざるように乱雑に置き、さらに一度リフルシャフルを行います。この状態で、観客のカードを残して全てのカードが裏向きになります。
コンテストアクトの中で演じたトライアンフのひとつです。裏表の山を重ねていくところをできるだけフェアにしようと思って構成しました。なかなか覚えるのは大変ですが、挑戦する価値はあると思います。

【スリーロープルーティーン(仮称)】
3本の長さの違うロープの端を引っ張ると、3本とも同じ長さに揃います。次の瞬間、3本のロープが結ばれて1本になります。結び目におまじないをかけると、結び目が取れて完全な1本のロープになります。
テンポの良い3本ロープの手順です。結構オススメです。

【キャタピー】
10cmくらいのロープが、手に貼りつきます。観客にはできません。
ロープマジックって言っていいのか分かりませんが、一応ロープを使ったマジックです。ロープには全く仕掛けは無く、他に余分なギミックも使いません。地味ですがやってて楽しいトリックです。

【爪楊枝のロシアンルーレット】
3本の爪楊枝を使った、少し危険なゲームです。
爪楊枝で行うモンテトリックです。ある古典トリックの素材を変えて、ロシアンルーレットの演出を付けてみました。詳しくは会場でご覧ください。

【ニュー・ワリバシパドル】
割り箸にペンで印を付けると、反対側にも印が現れます。割り箸を振ると、印が変化します。さらに印の形が変化し、最後には印は消えてしまいます。
マジシャンの方がひっかかるトリックかも知れません。よくある割り箸パドルですが、あるアイデアを加えて、さらに2回変化できるようになりました。

【バシャーン!】
レジ袋の持ち手部分に腕を通しますが、腕から袋が抜け落ちます。
完全即席トリックです。袋が抜け落ちる様はなかなかビジュアルですよ。数年前からアイデアはあったのですが、ようやく形になりました。

【フリーザ】
観客にカードを1枚選んで覚えてもらいます。裏向きでデックを広げて全て青裏であることを確認した後、もう一度広げると1枚赤裏のカードが現れます。この表を見ると覚えたカードではありません。そこでおまじないをかけると観客のカードに変化します。最後におまじないをかけると観客のカードの裏の色がさらに別のカードに変化するのです。
文章では表現できない、自分の語彙力のなさがもどかしいのですが、ダブルリフトで変化を見せるといったようなありがちな方法では無いです。スプレッドするたびにカードが変化します。このために新しいギミックカードを作りました。かなり変な形のギミックで、見てるだけでも楽しいと思います。タイトルの由来は内緒。

参加される方はご連絡を頂けると助かります。それでは、ご参加お待ちしております!

・野島伸幸クリエイティブレクチャー

★今まで見たことの無いマジックを、レクチャーします!
 未発表のアイデアや、過去に発表した作品の改良版などを中心にレクチャーを行います。まったく技法を使わない簡単なものから、マニアックな手順まで、カードマジックから、手近なものを使ったマジック、専用の道具を使うマジックなど、幅広くご紹介いたします。

 マニアックな内容と言っても、エルムズレイカウントができる、という程度で十分理解できる内容です。変わったネタをお探しの方、新しいアイデアをお探しの方、レパートリーを増やしたい方、ぜひ、ご参加ください。

●日時
12月22日(日) 17:00〜19:00(予定)

●参加費
2,000円

●会場
駒込マジックルーム
東京都北区中里1-4-6 朝日ビル304
(JR駒込駅から徒歩1分)

●ご予約・お問い合わせ
nojima@cdi.ne.jp 野島伸幸まで。
ご予約のない場合、教材をお渡し出来ない場合があります。ご了承ください。

こんにちは、のじまきです。
先週の土日はマジック三昧でした。
土曜日は菅原茂さんのレクチャーと澤浩さんのレクチャーをはしごしましたよ!どちらも日本を代表するクリエーター。この2人のレクチャーを1日でこなすという超贅沢なスケジュールです。

菅原さんは紹介する作品が全て貫通現象という、今まで受けたことのない内容でしたが、同じジャンルのマジックなのにバラエティに富んだ素晴らしいものでした。全て面白かったのですが、特に指の貫通とチェーンの貫通には恐れ入りました。あれだけ不思議にもかかわらず、まさか道具に仕掛けがないとは。

菅原さんのレクチャーが終わってすぐに澤さんのレクチャー会場に移動。澤さんいわく、レクチャー会は数十年ぶりとのことで貴重なレクチャーを受けました。前半はロープマジックを数手順紹介されていたのですが、まあこれが不思議。ロープが伸びたり、2本の輪っかが繋がったり、どう考えてもギミックを使っているとしか思えないのに最後全部手渡すんですよ。観客がサクラという可能性も考えましたが、解説を聞いて想像以上の原理に驚かされました。タネは言えませんが、とりあえずサクラではありません。

ちょっとこのレクチャーを見た後ではしばらく他の人のレクチャーは見れないですよ。ましてやレクチャーをするなんてもってのほかですよ!

次の日が僕のレクチャーだったわけですが。

というわけでレクチャーをしてまいりました。レクチャーというよりも新作発表会という感覚で開いておりまして、「1か月の間に構成したマジックを解説する」という、何か前提が間違っているとしか思えない会です。

今回は未発表の作品を2つ含めて、10作品を紹介しました。事前の告知では6作品でしたが、1週間前に2個増えて、2日前にまた2個増えました。当日まで作品数が決まらない。それが「野島伸幸クリエイティブレクチャー」です。

というような身勝手な会にも関わらず、今回もたくさんの方にお越しいただきまして本当に感謝です。

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ちなみに次回のレクチャーは12月22日(日曜日)に行います。紹介する作品は決まってません。22日までに考えます。というわけで、作品が決まったらまたこの場で紹介をしたいと思います。それではー。

こんにちは、のじまきです。

毎度クリエイティブレクチャーの紹介です。
今月は(今月も)、結構オススメの作品ができましたので、たっぷり紹介しますよ。予定しているのは下記の6作品です。

【即興ホーンテッドデック】
デックをテーブルに置き、おまじないをかけるとデックの上半分が動き出し、観客のカードが当たります。
つい先日できた作品です。正直、これはオススメです。事前の準備は一切無く、なんなら観客からデックを借りて即座に演じられます。即席のホーンテッドデックは数あれど、「デックをテーブルに置いた状態で、デックの半分が動き始める」というのは無いんじゃないでしょうか。

【NPC(ノジマ・パーペンディキュア・コントロール)】
技法の紹介です。最近東京堂から出たタマリッツの本に紹介されている「TPC」の僕のバージョンです。NPCを使うと、デックにカードを押し込んで揃えるだけで、目的のカードを左手にパームしたりといった使い方ができます。いくつかの使用例を紹介する予定です。

【印刷カード(仮称)】
2枚のブランクカードを振ると、目の前で観客に選ばれたカードに変化します。そのまま、2枚のカードを観客に手渡して調べてもらうことができます。
創作を始めた頃に作ったトリックを手直しした作品です。変化したカードをそのまま手渡せると言うのがポイントです。

【クリーン・オイル&ウォーター(仮称)】
4枚の赤と黒を交互に混ぜます。表を見せて確かに赤と黒が交ざっていることを見せますが、表向きで広げたままで少しずつ赤と黒が分かれてしまいます。
地味なトリックの代名詞である「オイル&ウォーター」らしくない、ビジュアルな現象です。表向きで広げたままの状態でどんどん分かれていく部分はインパクトがあり、演じていて楽しいところでもあります。難しいですが、オススメです。

【リンキングダイス】
ふじいあきらさんの演技で有名な「リンキングシガレット」のダイス版です。ダイス同士が貫通します。
ある意味マジシャン殺しなアプローチです。リンキングシガレットを知っている人ほど頭を悩ませると思います。クリエイティブレクチャーを始めるより前に、あるイベントで1回だけレクチャーをしたっきりだったのですが、もったいないのでここでもご紹介いたします。

【ご当地ブックテスト(仮称)】
本を使って観客が思い浮かべた単語を、当てます。
非常にやさしく演じられるトリックです。昔からある2つの原理を組み合わせた物です。

いつものことながら、収録内容はあくまでも予定ですので、当日はネタが増えるかも知れません。

それと、「リンキングダイス」用のダイスを揃えたら、予算が結構かかってしまいまして、「印刷カード」で使用するブランクフェイスカードが買い足せず、手持ちの物では足りなくなる恐れが出てきました。当日はデック一組の他にブランクフェイスカードを2枚用意してもらえると助かります。

それと、今回は僕の手作りのパケットトリックの販売もしたいと思います。「レディース&ジェントルマン」という、ストーリーのついたオイル&ウォーターです。作るのがとても大変なので、この会だけで紹介する予定です。

参加される方はご連絡を頂けると助かります。それでは、ご参加お待ちしております!

・野島伸幸クリエイティブレクチャー

★今まで見たことの無いマジックを、レクチャーします!
 未発表のアイデアや、過去に発表した作品の改良版などを中心にレクチャーを行います。まったく技法を使わない簡単なものから、マニアックな手順まで、カードマジックから、手近なものを使ったマジック、専用の道具を使うマジックなど、幅広くご紹介いたします。

 マニアックな内容と言っても、エルムズレイカウントができる、という程度で十分理解できる内容です。変わったネタをお探しの方、新しいアイデアをお探しの方、レパートリーを増やしたい方、ぜひ、ご参加ください。

●日時
11月24日(日) 17:00〜19:00(予定)

●参加費
2,000円

●会場
駒込マジックルーム
東京都北区中里1-4-6 朝日ビル304
(JR駒込駅から徒歩1分)

●ご予約・お問い合わせ
nojima@cdi.ne.jp 野島伸幸まで。
ご予約のない場合、教材をお渡し出来ない場合があります。ご了承ください。

こんにちは、のじまきです。

先日は、五反田で行われた「ともの会EX発表会」に参加してきました。
今回もディーラーとしての参加ですが、マジックをたっぷりと楽しませていただきました。
ともの会EXとは、ゆうきともさんと庄司タカヒトさんに好きなマジックを演じてアドバイスをいただくという会で、月に2回駒込のフォーサイトマジックルームで行われています。この会のレギュラーメンバー(という言い方で良いのでしょうか)は、年1回の発表会を目指して、同じ作品を毎回演じて日々ブラッシュアップを続けています。

皆さんの1年間の成果をみると、「同じ演技を続けることの大切さ」を痛感します。磨かれた演技には、セリフや動作が全て考えられており、見ていて心地が良いんです。磨かれた演技には、付け焼き刃の演技ではとても太刀打ちできません。

僕は最近ひとつの作品を演じ続けることがかなり少なくなったので、反省をしました。

そんな思いもあってか、その後の打ち上げでは、マジックをやりまくってしまいました。個人的には非常に楽しかったのですが、正直やりすぎてしまいました。こちらはこちらで深く反省しております。

そんなわけで、楽しい1日でした。ともの会EXについて興味の湧いた方は、ぜひフォーサイト社のお知らせをご覧ください。

こんにちは、のじまきです。

先日は名古屋で行われたJCMAセントラルのコンテストにお邪魔してきました。
何で行ったかというと、主催者から審査員を頼まれまして、審査をしに行ったんですね。
正直自分は審査員の器ではないと思ってますので、引き受けるか悩んだのですが、同期の野下君も審査員で出るということで、それならとOKをしました。

というわけで、名古屋の若手を11組見てきましたよ。聞けばコンテスト自体が全員初出場らしく、初々しい演技をたっぷり見ました。コンテスタントの中には、風邪で38度5分の熱を出しながらも演技をした猛者もいまして、なんと3位を入賞していました。是非全快の状態で見たいですね。

コンテストの結果ですが、観客投票、審査結果ともに1位は龍華さんでした。文句なしの1位の演技でした。凄まじいテクニックと、構成力、圧倒的な練習に裏打ちされた安定感、見事でした。

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↑龍華さん(右)と、イケメンパワーを分けてもらおうとする野島(左)

龍華さんの演技を見たい方は、是非DVD「エンペラー」をご覧ください!コンテストアクトは入っていませんが、テクニックの一部はDVDに収録されています。

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それにしてもどんどん若手が育ってますねー。新しい時代に取り残されないよう、僕も精進したいと思います。

こんにちは、のじまきです。
先日はポール・カミンスレクチャーに参加してきました。
ポール・カミンスについては昔から色んなマジシャンから評判は聞いていたのですが、映像を含めて演技を見たことがなく、期待して行きました。

結果、期待以上のとんでもない内容でした。

最初のフェアすぎる3人のカードを言い当てるトリックから騙されっぱなしです。こっちとしては噂のカルとサイドスティールを見たかったのですが、気がついたらカルとかやり終わってるんですよ。もう全然追えません。久しぶりに心地よく騙されました。というか、サイドスティールやカルに限らず、何をやっても上手すぎです。

技法が上手い上に、手順構成も非の打ち所がないんですよ。より角度に強く、失敗が少なくなるように手順が洗練されてます。この辺りは実際にレクチャーを受けて実感してもらいたいですね。完璧な技法と完璧な手順にプロを感じました。

イベントの最後に、会場にいた11人にカードを選ばせてそれを次々と当てていくという演技をやっていたのですが、最初にカードを選んだのは僕でした。僕がカードを覚えた後は2人目、3人目と順々にカードを選ばせて行くのですが、11人目がカードを覚えたところで僕の記憶力が大分怪しい感じに。かろうじて覚えてはいますが、自信がないというレベルです。
するとカミンスが、「指された人は覚えたカードを言ってくれ」的なことを言うわけです。よっしゃ早いとこ当ててくれと思ったら、11人目から逆順に当てていくんですよ。そうです。僕は最後なんです。
ちなみに僕の記憶は「赤いマークの4だった」程度。しかも大トリ。間違ったカードを言ったらどうしようと思っていたところに、5人目辺りの方がダイヤの4を選んでいたことで「消去法でハートの4だ!」と分かって安心しました。

写真はカードが無事に当たって一安心した後の2ショット

カミンス


とにかく「プロフェッショナルの演技とはこうだ!」というのを実感するレクチャーでした。まだレクチャーツアー中のようですので、これから参加される方は是非楽しみにしてください。

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